SSDの利点とは


そう、それは突然に。

前回テーマ「DVDについて」を執筆中、そろそろ夜明けを迎えようとしていた頃、玄関の方から何か音が…。

よく聴いてみるとDVDが傷などで読み込めず回転と停止を繰り返す音、そのHDD版。

嫌な予感はしたものの、その時は特に何も起こらずしばらくするとその音は消えていった・・・


さて今回はHDDの故障に際してSSDにを購入したときのこと、実際に使用して感じたことを

書いてみたいと思います。

拙い文章ではありますが最後までお付き合い頂ければと思います。

お告げ(?)有り。

その日以来頻度を増していき、そのうちデータの読み書きにも支障が出るようになり、とうとう起動にも影響が出る様になった。

気がつけば起動するために何度も電源を入れなおす始末、データ回収も危うくなってきたため、ようやく交換を決意。

候補を数点にまでを絞りながらも決め手を欠き悩んでいたある日の夜、天のお告げのようにSSDの特価情報がのった「e-trendメルマガ」が来た。

当初の予算からは若干オーバーしていたものの、必然を感じ購入を決意したのだった。

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今回購入したトランセンド社製TS64GSSD25S-M。仕様はSATAのMLCタイプ。

見たとおり金属パーツがほとんどないためとにかく軽い。

初期不良と思いきや…

トランセンドのSSDは店頭でも在庫があるため購入して帰り、早速挙動のおかしくなったHDDに換えて接続。

しかしなぜかOS上どころかBIOS上でも認識されず、いろいろ試すも結局解決はしなかった。

初期不良の疑いをもったまま翌日他のパソコンでテスト。

すると何事もなかったかのように認識し、SSDではなくパソコン側に問題があるという事だけが判明…。

疑いの晴れたSSDと不安を持ち帰ることになった。

あるはずの無いものが!?

この時点でやってなかったのは、他の機器のものを抜くのが嫌で試さなかった電源ケーブルの切り替え。

もう嫌だなんていってられないため、どの機器のものをはずそうかと選んでいると見てはいけないものが…。

それはあるはずの無い空きコネクター…、そう、あるはずが無いのである。

SATA用電源コネクタは4つ出ていてHDD2台、DVD、そして壊れたHDDを接続していた箇所(現SSD)の4つで埋まっているからである。

ともあれ空いているので早速接続すると………、問題なく認識。

そう、勘の良い方はお気づきのとおり、壊れたはずのHDDも何事も無く作動。

オチは…

確認すると今までSSDをつないでいたコネクタが実はIDE用のものを変換していたもので、その変換している接続部でケーブルが1本抜けていた…。

そのため一部断線で電力不足となり、HDDは完全停止ではなく挙動がおかしくなったようだ。

教訓として電力不足だとHDDは挙動不審、SSDは動作しなくなるようだ。

あと、SSDならではの音の静かさ発熱の低さが事態をより悪化させたということ。

HDDが挙動不審ながら動いている中、SSDの特性では動いているのかいないのかの判断が極めて難しい。

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いつ外れたのか不明・・・、しばらく触っていなかったので原因も不明・・・。

ここでようやく商品紹介

散々失敗談を読まされてそろそろうんざりしているはず・・・。

ここからはその時購入したトランセンド製のSSDについて触れていこうと思います。

ラインナップ

トランセンド製のSSDは豊富なラインナップのため、今回は2.5インチのタイプに絞ってご紹介いたします。

容量は8GB~128GBと従来容量の少なさがネックだったSSDもその弱点を克服しつつあります。

インターフェイスはSATA、IDEに対応し、またMLCとより高速なSLCを採用しているモデルがあります。

そのため容量によっては同じ容量でもSATA/IDEとMLC/SLCの組み合わせの4種類あるということになります。

まずは速度

SSDでまず注目されるのは読み込み性能です。

特にランダムアクセスに強くOSやアプリケーションの起動時などに効果が期待ができます。

参考程度にデータをとってみました。
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左からSSD、HDDx2のraid0、きっかけとなったHDD。SSDのランダムリードはやはり特筆すべき点。

サイズも魅力

サイズは2.5インチで小型で軽量。

ほとんどの2.5インチHDDを採用しているノートパソコンでの換装が可能です。

もちろんデスクトップでの使用可能ですが環境によっては設置に苦労する場合もあります。
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3.5インチHDDと比べるとその差は歴然。重さはそれ以上の差が・・・

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電源のあいてるところの関係上こんな設置に…。これもSSDだからできる離れ業。

まだまだある利点

他にも耐衝撃性、省電力などなど優れていることは数多いのですが、最後に一押ししたいのはその静かさ。

基本的に無音で耳を近づけても音はまったく聞こえません。

もし少々の音がしたとしてもその発熱の低さから本体ごと音を封じ込めることができるでしょう。

無音化の救世主となりえる存在

パソコンの静音化に取り組んだ方ならわかっていただけるかもしれませんが、以前自身が取り組んだ静音化で一番のネックだったのはHDDでした。

ファンは一切使用しない、CD/DVDに極力ドライブに入れず、使用する際も音の気にならない程度の低速で扱う。

これでHDD以外はほぼ無音状態でほとんど気になりません。

しかしHDDはケースに入れたり制振、整振、防振、設置等に気をつけても無音にはならず微かながらも存在がわかってしまうのです。

そしてかなり小さいながらも聞こえてくるカリカリ音だけは完全に消すことができませんでした。

しかしSSDはこれらの問題をあっさりとクリアできるのです。

これほどパソコンを静かにするという事において革命的なことは初めてかもしれません。

手元にパソコンが置ける日も近い

自身がもともとオーディオにも傾倒しているため、パソコンの音が気になってしまう傾向にあります。

時が経ちファンレス電源が使えなくなり、HDDの台数も増えたため騒音から逃れるためパソコンと袂を分かつことにしました。

今自宅のパソコンは玄関にあり、別室で作業をするという状況です。

ディスクを出し入れしたり、ハードをいじったりそれこそ今回の一件のような時には行き来が面倒で仕方ありません。

それも騒音を避けるためには仕方がないのです。

しかしSSDに切り替えることにより大部分の問題が解決すれば、また手の届くところに設置し快適にパソコンを使用できるようになるのです。

そんな日を思い描きながら徐々に移行作業を進めています。

最後に

どうしてもその読み込み性能に目が行きがちなりますが、ほかにもいい点は数多く存在します。

その中で今回は自身の経験もあわせ特に静かさについて書きましたが、その点については自信を持ってお勧めができます。

いろいろ利点のあるSSDですが少しでも興味を持っていただければ幸いです。